施設長一年生 「恩師との再会 ~久留米大学 社会福祉学科~」

八女筑後地区在宅医療 介護連携推進事業 住民公開講座が八女筑後医師会にて行われました。

住民の方80名以上の参加で超高齢社会に関するテーマの関心の高さが伺われます。

 

 

講師は、久留米大学 文学部 社会福祉学科 片岡靖子教授より 

出生数より死者数の方が多くなった現代で「死をどう考えるか」

講義と演習・グループワークが行われました。

「自分の死」に関する模擬体験は、私も初めての体験でした。

12枚のカードに大好きな物3つ好きな活動3つ地球上の大切な物3つ大切な人3人を記入して、徐々に減らしていき、最後の残ったカード1枚に向けて手紙を書くという演習でした。

 

どなたも、真剣に取り組み、最期の時に何を思うか?考えさせられる演習でした。

グループワークでは、体験を語り、すすり泣き声も聞こえてきました。

 

   

 

先生が講義で話された。

若い人に「生きる」ことを教えてほしい。

死についての教育を地域で語ってほしい。

命の大事さを考える教育者になってほしい。

など

1130日は、人生会議の日です。大切にしていることを信頼できる人へ話をすることから 始めることで 日常の1日が変わるかもしれないと思いました。

 

住民の方からも積極的な発言があり、

「人間は、誰しも訪れる最期があるからこそ、今を大事に生きることの大切さに気付きました。」

「今後の生き方を考えさせられる1日となりました。」

「帰ったら感謝のことばを妻に言ってみます」

などなど 

とても有意義な時間となりました。

 

※講演では、久留米大学 片岡先生の教え子 八女総合ケアプランセンター田中ケアマネジャーが司会を城戸医院の栗秋ケアマネジャーさんと一緒に務めことができました。貴重な経験をさせてもらい、ありがとうございました。