便秘の看護 その1 ―時々、食物繊維粉を足し算で便秘改善!!-

便秘=下剤と考えがちですが使わずして意外と改善するというお話です。

 

老年期になると大腸機能も低下、自律神経も乱れがちです。高齢者施設における排便コントロールは大事な看護ケアとなります。

私はまだ下剤を服用したことが無くご利用者様の不快感が実感できないのですが、下剤の前の看護ケアってあるんじゃない? と常々思っています。

 

当施設では食物繊維基準値17gを毎日とれる食事献立で野菜メニューがたくさん出ます。(我が家の献立にも登場してます☺)が、それでも便秘は起こります。で、数年前から管理栄養士さんと食物繊維の粉末(市販のイージーファイバーと同様)を使ってみることに。すると、何という事でしょう! 無味無臭の水溶性なのでお茶に、お汁にとタイミングに合わせて飲んでいただくことで自然排便につながっています。 時には処方下剤を使いますが緩下剤も刺激性下剤もなくなっていきました。

 

 

お通じがスッキリある( ^ω^)・・・ ご飯は美味しい( ^ω^)・・・

ご利用者様の腸内環境は職員以上かも? ですね。

 

次回もこのネタで書かせて頂きます 🌻