2021-03-16
我が国は高齢社会です。80歳を超える高齢者となっても夫婦や一人で生活している方はこの八女市内にもたくさんいらっしゃいます。
75歳を超えると健康不安が高くなると言われますが、支援する家族も核家族や遠方だったりと同居ではないのが現状です。私も老人ホームで働く前はネガティブな老後生活のイメージでした。しかし、利用者様と関りを持つようになって気づいたことがあります。物理的には住み慣れた自宅ではありませんが家族との絆は決してなくならないという事です。
エピソードを一つ・・・
奥様が体調を崩しお世話ができないという事で、一時的に施設の利用が開始になった80代のご主人の話です。ご家族の了解を頂き投稿させて頂きました。
施設の生活に少しずつ慣れてこられた頃、ご家族より定期的に服用されている内服薬が届きました。その時は気づかなかったのですが、数日後何気に薬の入った袋を見ますと《じ―ちゃん元気?》 と孫様からのメッセージが名前入りで書いてありました。1.2日間隔で《 じ―ちゃん 風邪ひかないでね 》や《 ご飯食べてますか? 私も元気! 》など様々なメッセージが書かれていました。それを見た時 みんなで超感動❣ 泣きそうになりました😢。食後にメッセージの書かれた薬袋を渡した時のにこやかな笑顔が忘れられません。きっと愛情込めてかわいがっておられたのでしょう。コロナ禍や色々な事情でいつでも会えない状況がありますが、きっと《 以心伝心 》 心の絆はしっかりと結ばれているんだなと実感しました。☆彡
家族との繋がりと言っても眼には見えるものでもありません。
どうサポートしようといつも悩む私達ですが価値観を尊重する支援の在り方を教えられました。
感慨深い経験をさせて頂きましたお孫さん達に感謝❢
ありがとうございます❢
自由に会える日を楽しみに、待っていてくださいね。🌸🌸🌸