2020-07-23
昨日、新人職員フォローアップ研修を開催しました。
当初、年間研修計画の中で昨年度末の3月に予定していた研修でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、当面延期としておりました。しかしながら、今年度に入ってからも、職員への研修がほとんどできない状況が継続している状況でもあり、改めて研修の意義を考え直すに至り、感染予防対策をしっかりと行った上で、研修を開催致しました。
八女福祉会では、入職時に新人研修カリキュラムを導入しており7日間の研修プログラムがあります。その後、各事業所へと配属となります。
各事業所では、新人職員の日々成長する姿が見られていましたが、当の入職した職員より「本当にできているだろうか…」と不安の声もありました。そこで、しっかりと自身を振り返り、次のステージへのステップアップに自信を持って行ってほしいと今回の研修企画・開催へと繋がりました。
この研修は、入職2~3年未満の職員を対象とし、八女福祉会で仲間として働いている技能実習生2名を含めた、計12名のスタッフが参加しました。
研修は主に、KPT法(ケプト)を用いた内容で、参加したスタッフ全員が今後の目標を見つけることへ繋がりました。
また、久しぶりに会う同期を見て和らいだ表情も多く見受けられました。
最後に、この研修内で在宅部長より3つの言葉が送られました。
① 真実 |隠すものがない人になってください
② 誠実 |毎日の仕事を丁寧に行ってください
③ 謙虚 |周りの人に感謝をしてください
この言葉をしっかりと受け止めたスタッフの表情を見て、八女福祉会の未来の姿である
〝小さくともキラリと光る 法人を目指して〟の光の輝きを感じました。
KPT法とは、取り組んでいる仕事や活動を改善するための振り返り方法のひとつ。現状を見直す際に
K:keep = 良かったこと(今後も続けること)
P:problem= 悪かったこと(今後はやめること)
T:try = 次に挑戦すること
3つの項目、すなわち「KPT」を書き出し、今後どうするかを考えるものです。シンプルな手法でありながら、ひとりでも集団でも活用できるうえに、仕事以外のプライベートな取り組みなどにも使うことができる、じつに優秀な振り返り方法です。