ナースのブログ 便秘の看護 ②

便秘=下剤ではない事を前回申しましたが話し足らず再度の投稿です

看護技術に『 温罨法 』があります

悪寒の時や冬場の寒い時、手足が冷たかったりした時などに使うのですが、施設へ勤務するようになりお腹の温罨法効果に驚いています

 

食べた物は消化吸収を経て排便や尿になって排泄されます

大腸を支配している神経は背骨から出ており、ここへのアプローチは腸の蠕動運動を促進します

で、ホットパックを腰とお腹へ当てて10分程度を基準に温めますと聴診器からお腹が動く(蠕動運動)音が『 クルクル ~~ 』 ( ^ω^)・・・とても伝わってきます

お腹のマッサージも加えると翌日の排便に意外とつながります

凄い!!教科書以上の反応に人の体の不思議さ、神秘さを感じます

 

『暖っか~い』『気持ちんよか~』など 利用者様は言うまでもなくリラックスされ、自律神経も整われていかれるように感じます

穏やかな表情はナースへのご褒美といったところでしょうか☺☺

 

便秘ケアは尊厳を伴います 深――く掘り下げていくべきテーマであるべきです

みんなで考えることで気持ちの良い日々を送っていただきたい・・そう思います🌷