職員インタビュー~田中主任~

職員インタビュー

田中主任(デイサービスセンターなごみ荘 生活相談員)

入社15年目の田中さんは、2度の産休・育休の経験者です。妊娠後は周囲の職員からの支援等、手厚い育児制度に安心感があったといいます。
復帰後、今度は周囲の職員へ「恩返し」がしたいと積極的に取り組んでいる田中さんにお話を聞きました。

 

  • 産休を取得するにあたって、不安等はありましたか?
    長男の妊娠時は、特別養護老人ホームに在籍しており、夜勤を免除していただいていたのですが、産後職場復帰する時に、夜勤や早出・遅出が産前のようにできるのかという不安はありました。上司に相談したところ、夜勤のないデイサービスへ異動する事になりました。次男の産後は、二人の育児で余裕がない状態であったため、再度相談させていただき、時短勤務で働かせていただける事になりました。

 

  •  1回目と2回目での産休取得時の違いはありましたか?
    長男出産後の職場復帰の時に、温かく迎えてくれる職場である事を実感していたので、不安や焦りは長男出産後に比べて少なかったように思います。







 

 

 

  • 産休を取得するにあたって、職場のメンバーの反応はどうでしたか?
    妊娠中は入浴介助や妊娠後期になると送迎介助を免除していただいていたのですが、他の職員の方々も私が排泄介助に行こうとするとすぐに交代していただいたり、サポートしていただいたりしたことが多かったです。いわゆる、マタニティハラスメントとは無縁な環境で働く事ができました。産休育休中も職場に伺うと「無理しないようにね」等の気遣いの言葉をいただくことが多かったです。

 

  • 産休育休中の過ごし方、考えていた事等を教えてください。
    復職した時に、自分はもちろん、子供も生活リズムを急に変える事は難しいと思いましたので、早寝早起きの規則的な生活で過ごすよう心がけていました。また、介護関連のニュースには目を通すようにしていました。

 

  • 復職するにあたって、苦労した事等があれば教えてください。
    復職と第2子の保育園入園が同時だったため、親子ともども環境の変化に合わせていくことに必死でした。子供の夜泣きがひどい時に、仕事に影響を与えないようにと緊張し続けていたのは、体力的にも精神的にも辛かったです。

 

  • 復職後、約3ヵ月経ちますが、今の状況を教えてください。
    9:001700の時短勤務で働かせていただいていますが、職場の皆さんにフォローしていただく事が多く、ありがたく思っています。例えば時間を忘れて終業時間まで仕事に集中していると周りのスタッフの方が「もう時間ですよ、大丈夫ですか」と教えてくださったり、利用者の送迎も勤務時間内に帰って来られるように配慮してくださったり、保育園からの急な呼び出しがあった時も「それは仕方ないよ」と言ってくださったり、優しい方々が多く、利用者の方々にも「働きながら子供を育てているのは偉い」とほめていただいて、何だか申し訳ないくらいです。

 

  • 今後、どのような働き方を考えて(望んで)いますか?
    現在フォローしていただく事が多いので、子供達がもう少し大きくなり通常通りの業務に就けるようになったら、他の職員の方々をフォローして「お互い様」を実践していく事で、どのような環境にいる人であれ、更に働きやすい環境になっていけばと思います

 

現在、3歳と1歳の元気な男の子を育てながら、デイサービスで頑張っている田中さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。